コロナに翻弄され続けている2020年も早いもので3分の2が終わろうとしており、季節は晩夏、蒸し暑い日々が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
このブログに前回投稿したのは4月、それから4か月が経ちましたが、今年は学校の夏休みも短く、遠出もためらわれるご時世でもありますので、この夏は近場へのドライブで。久々に洞爺湖へ行ってきました。

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曇りや雨が続いたここ1週間でしたが、この日は晴れ間も多く、展望台から眺める湖水の青さが、日々の疲れを癒してくれました。

思い起こせばこの4ヶ月ー緊急事態宣言の中で春はあっという間に終わり、6・7月は「自粛期間の余波」により糖尿病コントロールの悪化がみられた方々の立て直しのほか、医療機関における感染拡大防止のための対応(ビニールカーテン設置や、ゴーグル・フェイスシールドの用意etc.)も行っておりましたが、その中で当院のシステム・ルール上の様々な不備も明らかになり、検証や修正をスタッフ皆で行いーまぁ、言えることとしては、もはや「新規開院しました!」といえる時期は終わっている、これからは「いち医療機関」としてできること・できないことを明確にし、できることであればしっかりとやっていくことが大事、ということかと思いました。

5月にはやむなく中止してしまった糖尿病教室。しかし、感染防止対策を皆さんにもとって頂くなどのお陰で、7月は無事に開催できました。
「糖尿病は"生活習慣"病なのか?」ーしばしば、「主人と同じものを食べているのにどうして私だけ糖尿病になってしまったの?」と訊かれるのですが、糖尿病の成因は「生活習慣が100%」ではない、遺伝的な背景や、人類の進化の過程で身体にのこった「ある遺構」の影響などがある。だから、糖尿病は貴方だけではなく誰にでも起こること、あれダメこれダメではなく、糖尿病でない人たちと同様に何でもやれる、生きていけるというお話をさせて頂きました。

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それだけではなく、当院では公式FMラジオ番組も、コロナ禍の中でも相変わらず続けています。
FMラジオカロスサッポロの番組「山鼻、あしたもいい天気!」(毎週水曜夜20時~)に、偶数月第2週で「ラジオ山鼻内科」と称して放送しておりますが、先日の教室にも来て下さった方から放送中にメールを頂いたり、当院通院中の患者さんからも「放送聴いたよ!」と後日仰って頂けることはとても嬉しいことです。番組内では、糖尿病などの病気のこと、クリニックでの日々のことなどをざっくばらんにお話しておりますが、もしよろしければ一度お聴きになってみてください。ちなみに次回は10月14日(水)に登場予定です☆彡

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…というような所で、皆さんへの暑中見舞いならびに近況報告でした。
これからもさっぽろ山鼻内科・糖尿病クリニックをどうぞ宜しくお願い申し上げます。