皆様、あけましておめでとうございます。
暖冬だった昨冬とは打って変わって、この年末年始は極寒の札幌ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、今年2021年は糖尿病にとっては非常に大きな節目の年。それは…

「インスリン」が発見されてからちょうど100年にあたるのが今年です!

カナダのバンティング博士らは、膵臓で作られる物質に糖尿病と関連があることを見いだし、動物の膵臓から抽出した物質を1型糖尿病に苦しむ子供に注射したところ、その子は劇的な回復を遂げました。
「奇跡の薬」とも言われたその物質こそがまさに「インスリン」であり、バンティング博士らはのちにノーベル医学生理学賞を受賞、そしてバンディング博士の誕生日である11月14日は後世に「世界糖尿病デー」とされました。

かつて糖尿病が「死の病」と恐れられていた時代から100年。私たちはいま、新型コロナウイルスに苦しめられていますが、当時のような「奇跡」が再びもたらされることを、そして当院にかかわるすべての人たちが心身ともに健やかで、そして笑顔でいられることを願って、今日は札幌中島公園内にある「伊夜日子神社」へ初詣に行って参りました。厳しい寒さの中でしたが、空は青く澄み渡り、藻岩山の稜線もくっきりと眺められました。


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穏やかなる一年であることを、心より願うばかりです。
重ねまして、今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。