コロナ、コロナ、またコロナ。
そんな2020年も気が付けば残りあと1か月半となりましたが、
11月15日、当院は開院満2周年を迎えました。
北海道内、札幌市内で爆発的な感染拡大のなか、当院の患者さんやスタッフをいかにしてコロナから守るか、
また、インフルエンザワクチンの予想外の需要拡大により、昨年の倍のワクチンを確保したにもかかわらず不足が生じてしまうなど
ゆとりを失いそうになる日々が続いてはおりましたが
一昨年の開院前夜から毎年灯している、
世界糖尿病デーのブルーライトアップを今年も行いました。
糖尿病診療を中心に行っている立場からですと
糖尿病そのもの、およびその合併症は、自覚症状が乏しいゆえ
「このコロナ禍のなか、どうして病院に…」と受診控えしてしまう気持ちもわからなくありませんが
コロナ禍が始まってもう少しで1年になる今、糖尿病、そして癌など
(受診控えなどにより)発見や治療開始が遅れて重症化しているという報告もちらほら出ています。
また、以前にも書いたように、不十分な血糖コントロールが
COVID-19に罹った場合の死亡リスクを大きく高めてしまうことも既に言われています。
患者さんの状態をなるべく早く知って判断し、
いろいろなリスクから患者さんを守るために、できることをしっかりやっていきたい。
その一心でこれからもやっていくことに変わりはありません。