さっぽろ山鼻内科・糖尿病クリニック 公式ブログ

札幌市中央区南部(山鼻・伏見・幌西地区)および札幌市南区をカバーする、糖尿病専門医・内科専門医によるクリニックのブログです。

◆糖尿病や高血圧、脂質異常症、慢性腎臓病および内科一般診療
◆札幌市健康診断、その他各種健康診断実施
◆インフルエンザワクチン、各種予防接種
◆夜間診療(~19:30受付)、早朝診療(7:30~受付)実施
◆ヘモグロビンA1cや総コレステロール、動脈硬化検査がすぐにできます
◆ウェブ予約可能
◆管理栄養士、保健師が常勤。食事・生活、いつでも何でも相談できます

所在地:札幌市中央区南17条西17丁目3-1
(札幌市電「西線16条」および山鼻郵便局から徒歩約4分、バス「南17西18」停から徒歩約2分です)

クリニックのメインサイト http://clinic.yamahana.jp/

求人2024春

遅くなりましたが、2024年も当院・さっぽろ山鼻内科を宜しくお願い申し上げます。
さて、当院では、この春-4月1日(またはそれ以前)より、当院でご勤務頂ける

・医療事務    ⇒詳細はこちらから

の方を募集しております。
既に各方面で募集を開始しております。ご応募やお問い合わせにつきましては、ハローワークインターネットサービス、各種求人サイト(indeed, engage, AirWORK ほか)にて「山鼻内科」で検索頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
このエントリーをはてなブックマークに追加

5th01
5th03


時は令和5年、2023年ですが
当院が開院したのは平成30年、2018年11月のことでした。
平成から令和へ、途中コロナ禍にも見舞われましたが、コロナウイルス感染症が第5類指定となって半年。当院は3年強、対面型のイベント(糖尿病教室等)を休止しておりましたが、開院5周年を迎えるにあたり、記念イベントを対面形式で行うべく数々の準備を行い、11月3日(金・文化の日)に総勢約30名のお客様をお迎えして「2023秋のミニ祭典」として開催致しました。

5th02

メインとなる2つの催物の前座として、「冬をすこやかに乗り切る」ため、「血管を守る」「いわゆる『冬太り』や冬場の血糖上昇を防ぐ」ために必要なことは何か?を、当院長の澤田よりレクチャーさせて頂きました。
その後、今回のメインイベントとして-数々のTV番組等にてお馴染みの、山鼻生まれ山鼻育ちの街歩き研究家・和田 哲様より、「山鼻の歴史、医療の歴史を散歩する」という御題での特別講演を賜りました!
5th04

札幌で最初の医師、最初の病院はどこか? 現在の大通西19丁目界隈には何故、医療・福祉関係の施設が集まっているのか? …大学の講義でも、学会の講演でも、一度も聴いたことの無いような貴重なお話の連続でした! また、当院がある「山鼻」地域の、通りの名前や地形etc.の由来を、明治時代の開拓以来の歴史から紐解く…など、ワクワクさせられるお話の連続で、とても中身の濃い60分間となりました!

その後は、当院でいつも応援させて頂いている、札幌在住のプロレスラー吉田考志選手がご出演! といっても、吉田選手は道東での試合遠征中ということで、ビデオにて出演され、開院5周年のお祝いメッセージならびに、座位でできるエクササイズの紹介をして下さいました!
5th05


今回のご来場者様へは、プレゼントとして
・当院2軒隣のクレープ店、CREAM & SIP様特製のオートミールクッキー(当院の井之上管理栄養士が監修し、砂糖不使用、食物繊維を豊富に含んだ香ばしいクッキーに仕上がりました!)
・スープなどに入れるだけで手軽に食物繊維を補給できる糸寒天や、低カロリーゼリー、減塩しょうゆなどの詰め合わせセット
などを提供させて頂きました。

5th06

5th07

その他、フロアでは、当院さっぽろ山鼻内科の開院から5年間の歩み、院長からのメッセージを添えたビデオを上映させて頂きましたが、感極まって涙を流す当院スタッフもおりまして…全体として大成功のうちにイベントを終えることができました。改めまして、ご来場の皆さん、和田さん、吉田選手、本当にどうも有難うございました!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

202210患者数集計01
2018年の開院当初は、糖尿病専門医のいる、糖尿病内科のある病院やクリニックが山鼻地域やそれ以南では殆どなく、「糖尿病クリニック」で何を診てくれるんだろう?と思われた方も多かったのではないかと思います。しかし、主に都心部の病院・医院からお住まいに近いクリニックへ、等々の理由にて当院へご紹介となった方、当院ホームページやSNS、FMラジオなどで当院のことを知ってご来院された方など、当院に通院される糖尿病患者さんは年度を追うごとに増加し、開院満4年で700人近くにまで上っております。


202210患者数集計02
当院の糖尿病患者さんの約7割は中央区内にお住まいの方ですが、最近はとくに山鼻・幌西・曙・南円山地区といった、当院まで徒歩や市電などにて通院できるエリアからの患者さんが増えているように見受けられます。中央区外では南区にお住まいの患者さんが目立って多いですが、豊平区や白石区の方も増えてきております。


202210患者数集計03
これまで他院に通院されていた方が「自宅から近いところに当院ができた・当院があるのに気づいた」、また「糖尿病については糖尿病専門医に診てもらいたい」ということなどで転医されるケースが、過去の集計と変わらず最も多くなっておりますが、ここ1~2年では「健康診断で血糖高値や尿糖陽性を指摘された」ことで初診される患者さんが大幅に増加しました。
他の医療機関からのご紹介にて初診される患者さんも増加し、全体の20%強を占めるようになりました。


202210患者数集計04
糖尿病は主に「1型」「2型」の2つの病型があり、その両者で治療方法は大きく異なってきます。そのため、当院を初診されかつ過去に糖尿病治療歴のない患者さんについてはほぼ全例で「1型か2型か」の病型判定を行っております。
一般的な統計では、糖尿病患者さんの約95%が、すい臓から分泌されているインスリンの働きが悪くなっている「2型糖尿病」であり、当院での集計結果ともほぼ一致しております。当院初診・初療患者さんの約40~50人に1人くらいの割合で、注射によるインスリン補充を必要とする「1型糖尿病」が見受けられますが、かつて行われていたような「即入院」では決して無く、通院しながらインスリン治療や自己血糖測定等の導入を、当院開院以来数々の患者さんに対して行って参りました。
ほか、妊娠中におこる「妊娠糖尿病」についても、各病・医院の産科と連携しながら当院で診療した実績もあります。
このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ